ぐっじょぶ。コンゴウチにアウチ。

April 03, 2006

星の砂って。

春のセンバツ。ベスト4が揃いました。いい試合が続いております。
早実の引き分け再試合での計24イニングの激闘。
4月1日の準々決勝でのPLの「桑田2世」こと、前田投手の
対秋田商ホームスチール。驚きました。
『打って走って投げる』彼の活躍はホント、桑田の精神が活きていて
感心感心。くしくも4月1日は桑田の誕生日。(あとパタリロ)
嬉しいニュースでした。

甲子園というと、金属バットの快音がプロ野球に慣れ親しんだ耳には
新鮮に聞こえますが、印象的なのは敗戦校の選手が砂を集める姿。
あの砂って、どこから補充してるんだろう。と調べると、
鳥取砂丘だそうです。水はけがよいとのことで、季節によって
岡山、鹿児島の黒土や白砂とブレンドして、ダイヤモンドの土を
最高のものに作り上げているんですって。

砂へのこだわりというんでしょうか、ウィンブルドンの芝などでも
聞きますが、職人がいて、成り立っている世界です。

先日ドバイで行われた競馬のワールドカップ。競馬はよく分かりませんが
日本からは9頭参加したそうな。
世界中から名馬が集まったというワールドカップ。1日4つの
G1レースがあったとかで、メインレースの優勝賞金は360万ドル、
日本円にして約4億円というところからもこの規模の大きさがわかります。

このドバイで、日本の馬が大活躍。G1レースでは年末の有馬記念
でディープインパクトの連覇を阻止した、橋口厩舎のハーツクライ
が1着。すごいすごい。

日本の馬が、ドバイまで遠征するのって、移動の距離はもちろん、
馬の体調面でのケアがかなり大変だったのではと思うのですが、
気になったのは、芝・ダートコンディションとの相性。
テニス、サッカーでもコートや芝の状況って、プレーに多かれ少なかれ
影響しますよね。馬もそうなのではと。

先に書きました甲子園の砂が鳥取砂丘のもの、ということと同様、
日本の競馬場の多くは青森の六ヶ所村の海砂が用いられているそうで
それはそれは質のよい粒の小さい砂だそうです。

UAE。中心地こそ高層ビルが立ち並ぶ近代的な都市ですが、砂漠の国。
レース場の砂がどうであったかというと、これは粒が若干大きいもの
だったとかで、それに合わせられるかが、ダートレース制覇の明暗を
分けると言われていたとかいなかったとか。(無責任発言〜)

武豊が騎乗したカネヒキリ(G1:5着)の調教師もレース後、
ドバイのダートのタイプに合わせるのは難しかった、とコメントしています。

砂へのこだわりはすばらしいことと思いますが、世界で通用するには
あらゆるコンディションに順応できるよう様々な経験を積んでいくことも
大切なんだなぁと。

ちなみに、ハーツクライは芝でのレースでした。

◆星の砂って、ボトルに持っていますが有孔虫という単細胞生物の死んだ殻だそうです。
むくれハンペン。


marokoban at 01:57│Comments(3)

この記事へのコメント

1. Posted by はっかまん   April 03, 2006 10:12
ついにセ・リーグも開幕しましたね。
いい季節だなぁ〜。

ドバイで行われる競馬のレースは高額賞金らしいですね。
カネヒキリが出走したダートのレースは
優勝賞金が4億超だとか。
ハーツクライがゲットした優勝賞金も3億円ぐらい。
賞金が破格!
さすがアラブの王様ですね。
2. Posted by 明日蘭   April 03, 2006 13:01
具志堅、パタリロ、桑田、お誕生日おめでとう。
3. Posted by なお   April 03, 2006 14:35
◆はっかまん
大会の前夜祭の風景とか、まさにアラビアンナイトでキンキラキンでした。オイルマネーってすごい。

◆番個蘭
みんな、おめでとう。

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